ちゃんと避妊しているカップルはどれくらい?知らなかったじゃ済まされないカップルの常識
2017/09/23
「授かり婚」が多いと言われる現代。子どもができれば結婚すればいいと考えているカップルも多いかもしれませんが、いったいどれくらいの人が避妊をきちんとしているのでしょうか。

毎回きちんと避妊している人は男女とも半数以下
厚生労働省が平成22年に行った調査によると、未婚男女で避妊を「いつもしている」人は男性42.8%、女性は37.3%しかいません。ちなみに、「したりしなかったり」と答えている人は男性21.6%、女性は25.0%。「しない」と答えている人は男性7.6%、女性は6.6%です。
カップルによっては、安全日や危険日を考えて「したりしなかったり」するのかもしれませんが、気をつけなければならないのは、安全日はあくまでも妊娠する確率が低いだけであり「絶対に妊娠しないわけではない」ということです。
膣外射精は避妊法?間違った認識を持つカップルが多い
正しい避妊法を知っていますか?一般的に「コンドーム」が避妊の方法であることはよく知られていますが、それ以外にも方法は様々。男性主体で行うコンドーム以外にも女性主体で行うピルや殺精子剤、IUD(子宮内避妊用具)などの避妊法もあります。実は選択肢自体は多いのです。
ただし、気をつけなければならないのは、「膣外射精」を避妊法だと勘違いしている人が多いということです。もちろん避妊なしで膣内射精を行うよりは可能性は低くなりますが、膣外射精を繰り返していると1年間で10%前後は妊娠する確率があると言われます。コンドームを正しく使用した場合は1年間で2%なので膣外射精の妊娠確率がいかに高いかわかります。外に出せば妊娠しないなんてことは全くないのです。
メジャーな避妊法と効果の高い避妊法は違う!
日本では避妊=コンドームというイメージが定着していますが、外国ではピルなどの避妊薬が一般的な国もあります。どちらが効果の高い避妊法なのでしょうか。
答えは「ピル」です。コンドームを正しく使用した場合の妊娠確率は2%。これだけ見ると低いように感じますが、100人に2人は正しく使用していても妊娠してしまうということです。
一方、ピルを毎日一定時間に飲み続けることで得られる避妊効果は非常に高く、妊娠確率で言うと0.3%程度。どちらの方が避妊の効果が高いかは一目瞭然です。
日本では薬を使うということを「怖い」と感じる人も多く、また、ピルを使っているとセックス好きな女性だと思われてしまうのではという心配から、外国に比べるとまだまだピルの浸透率は低いのが現状です。しかし、女性主体で避妊できるピルは効果の高い避妊法であり副作用も少ないという大きなメリットがあります。使用について認識から変えていく必要があるでしょう。
相手を大切に思うからこそ必要な避妊。正しい知識をもって自分と相手を守れるような選択をすることが大切です。
以上、ちゃんと避妊しているカップルはどれくらい?知らなかったじゃ済まされないカップルの常識...でした。
