ホルモン含有量が最も少ない低用量ピル!ヤズは休薬中の副作用も抑える
2018/01/17
経口避妊薬は、ホルモンの含有量が多いほど副作用が強くなります。近年、最も副作用が起こりにくい超低用量ピルが開発されました。

超低用量ピルで確実に避妊の効果を出す方法と、海外で経口避妊薬として認可され、日本の病院でも月経困難症の治療薬として処方されている「ヤズ」を紹介します。
ホルモン含有量よって副作用が変わる経口避妊薬
女性が避妊のために服用する経口避妊薬には、高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルがあります。いずれのピルにもホルモンが含有されており、服用すると排卵が抑制され避妊ができます。
経口避妊薬の服用で副作用が出ることがありますが、その原因は、人工的に体内のホルモン量を増やすことで、妊娠している時と同じ状態を作り出しているからです。そのため、妊娠初期と同じような吐き気などの副作用が出てしまいます。
世界ではじめて開発されたピルは高用量ピルですが、ホルモン含有量が多いために、副作用が強いという問題がありました。そこで、中用量ピル、低用量ピルの順にホルモン含有量を減らしたピルが開発され、ピルを服用した際の副作用が少なくなっていきました。
超低用量ピルで確実に避妊効果を出すためには?
現在、避妊を目的として使用されるピルは、副作用が少ない低用量ピルが主流になっています。しかし、高用量に比べて副作用が少ないとはいえ、それでも副作用に苦しむ女性はいます。そこで、近年、さらにホルモン含有量を減らした超低用量ピルが開発されました。
ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含有していますが、このうちの卵胞ホルモンが50マイクログラムを超えるものが高用量ピル、50マイクログラムが中用量ピル、50マイクログラム未満が低用量ピルです。そして、超低用量ピルは、さらに30マイクログラム未満まで卵胞ホルモンの含有量を減らしています。
極限までホルモン含有量を減らしているので、1度でも飲み忘れると排卵を抑制するための体内の最低限のホルモン量を維持できず、避妊に失敗してしまう可能性が高くなります。超低用量ピルの服用で、確実な避妊効果を出すためには、1度たりとも飲み忘れないようにすることが重要です。
日本でも処方されているので安心して服用できるヤズ
ヤズは、日本ではじめて認可された超低用量ピルです。卵胞ホルモンの含有量を、20マイクログラムまで減らしているので、副作用が他のピルに比べて起こりにくくなっています。
ピルの一般的な服用方法は、21日間連続して服用し、その後7日間服用を休むという方法です。ヤズの場合は、24日連続で服用し、4日間が休薬期間となっています。この服用方法には、休薬中の急激なホルモン変動による頭痛や乳房痛などの副作用を防ぐ効果があります。さらに、ヤズには、休薬期間に服用できる4日分の偽薬もついており、服用のサイクルを乱さない工夫がされています。
ヤズは、海外では経口避妊薬としての認可がおりている薬です。しかし、日本ではまだ経口避妊薬としての認可ではなく、月経困難症の治療のための薬としての認可のため、避妊目的では処方してもらえないことがあります。ヤズの服用を始めたい人は、海外から個人輸入すると良いでしょう。
経口避妊薬は、ホルモン含有量が多いほど副作用が強く出やすくなります。ホルモン含有量が最も少ないものは超低用量ピルですが、極限まで減らしているため、飲み忘れると避妊効果が薄れてしまうので注意が必要です。
ヤズは休薬中の副作用も少ないというメリットがありますが、日本ではまだ経口避妊薬として認可されていません。しかし、海外では経口避妊薬として認可されており、個人輸入することができます。
以上、ホルモン含有量が最も少ない低用量ピル!ヤズは休薬中の副作用も抑える...でした。
