それって本当にニキビ?繰り返す脂漏性皮膚炎はニゾラールクリームで治す
2017/09/23
顔に赤いブツブツができると、ニキビができたと思いますよね?しかし、ニキビのように見えても、真菌(カビ)が原因で起こる脂漏性皮膚炎という病気の可能性があります。ニゾラールクリームなどの抗真菌薬で正しい治療を行いましょう。

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脂漏性皮膚炎とニキビの違いは?皮膚科で菌の検査をしてもらいましょう
脂漏性皮膚炎とは、マラセチア真菌というカビの一種が増殖して起こる病気です。顔や頭皮などの皮脂が多い場所に赤いブツブツができるので、見た目はニキビによく似ています。しかし、ニキビの原因はアクネ菌ですので、治療に効果のある薬が違ってきます。
ニキビとの違いは見た目では判断しにくいので、ニキビ用の塗り薬などを使っても全く効果がない場合は、皮膚科で検査をしてもらうことをおすすめします。
病院によっては、金銭的な負担を考慮して検査をすすめないところもあります。受診のときには、ニキビの薬が効かないことなどを伝え、菌の検査をしてほしいと自分から言うようにしましょう。早めに治療を始めれば、顔なら2~3週間、頭皮なら4~6週間程度で治ることが多いようです。
脂漏性皮膚炎の治療薬は?真菌にはニゾラールクリームが効く
脂漏性皮膚炎を引き起こすマラセチア真菌は、私たちの皮膚にもともと存在している常在菌のひとつです。通常の量ならば問題はありませんが、皮脂の分泌が多くなって毛穴をふさいでしまうと、毛穴の中で増殖して炎症の原因になります。
そこで、ニゾラールクリームなどの抗真菌薬を塗布すると、増えすぎたマラセチア真菌の細胞を壊して数を減らし、炎症の原因を取り除いてくれるというわけです。ニゾラールクリームはマラセチア真菌以外のカビにもよく効くため、カビが原因で起こる性器カンジダなどの性病の治療にも使用されています。
肌の細胞にダメージはないの?真菌にだけ作用するから安心
カビの細胞を壊す薬と聞くと、塗っている肌の細胞まで死んでしまうのではないか?と不安に思う人も多いでしょう。しかし、ニゾラールクリームはカビの細胞だけに作用するように作られていますので、塗った部分の肌が薬によってダメージを受けることはありません。
むしろ、脂漏性皮膚炎をニキビだと思って間違ったケアを続ける方が、肌にとっては危険です。重症化すると色素が残るケースもありますので、顔に症状がある場合は跡が目立ってしまいます。脂漏性皮膚炎だと分かったら、処方された薬を指示通り塗るようにしましょう。
脂漏性皮膚炎はニキビとは違う病気です。病院で検査を受け、肌にダメージが残ってしまう前に、ニゾラールクリームなどの抗真菌薬でしっかり治しましょう。
以上、それって本当にニキビ?繰り返す脂漏性皮膚炎はニゾラールクリームで治す...でした。
